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Greeting

会長挨拶

皆様は、産業開発青年隊をご存知でしょうか

産業開発青年隊の基本理念として、青年隊綱領誓いの言葉
1.我らは産業開発に挺して人類平和のために尽くさんことを誓う。
1.我らは友愛と団結を持って理想の社会を建設せんことを誓う。
1.我らは不屈の信念を持って創設の大業を達成せんことを誓う。
を基本にし、活動をしてきました。

 
 
産業開発青年隊同窓会会長
鈴木 浩明

私たち、産業開発青年隊は、昭和38年より富士山の麓の朝霧高原において、寝食をともにし、勉学に励み、災害が発生した場合には奉仕の信念のもとに地域住民とともに災害復旧に当たり、地域住民が安心してすごすことができるよう活動をしてきました。
 代表的な実践活動(災害復旧活動)は、北陸豪雪の災害復旧、富士宮東高校のグランド造成工事、宮古島の台風災害の災害復旧、小笠原の復興建設実践がありました。
 
「日本人として仏教の考え方を基本として、理想の社会を建設し、人類平和のために尽くす人材を育成すること。これを実践することは、さまざまな困難に立ち向かう信念を持たなければならない。そのために、修験道の苦行の要素を取り入れ心技体を鍛える。」ということが産業開発青年隊の教育理念だと思います。特に、南米や海外に赴かれた方々のそのすさまじい信念は言葉に言い表せないものがあると思います。
 
海外では、言葉や生活様式や考え方も異なり、その中で生きていくことは考えられないような困難があったはずです。これは先輩諸氏や体験をされた方々のお話を聞いてみれば、よく理解ができるはずです。ただし、その方々は、何事もなかったようにお話をされ、ただ私たちに真実の実話として感動だけを残すのだと思います。
 
日本人としての誇りを持ち、何事にもひるまない信念のもと、慈悲の心や真心を持ち、奉仕の精神のもと活動すること。自分だけが生き残るのではなく、共存共栄しながら、共に生かしていただくことが大切なことだと思います。古き良き時代の日本の庶民の生き方の中にそのヒントが残っているのではないでしょうか。
 
素晴らしい教育に感謝し、各県で教育を受けた方々や、朝霧高原で教育を受けた方々、国内はもとより、南米や東南アジアで活躍されている方々など、約2万名の同窓生による同総会活動が末長く続くことを期待し、さらに私たち子孫が後に続いてくれることを期待したいと思います。そのためにはやらねばならないことが数多くあると思います。
ありがとうございます。